2017-02-09 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
このお書きになったものを読ませていただいても、一九八〇年代にトウ小平が劉華清という有名な海軍提督に命じて作らせた海軍戦略があると。で、それに基づいて二〇三〇年ぐらいまでは行っちまうんだなという御感想をお書きになっておられます。
このお書きになったものを読ませていただいても、一九八〇年代にトウ小平が劉華清という有名な海軍提督に命じて作らせた海軍戦略があると。で、それに基づいて二〇三〇年ぐらいまでは行っちまうんだなという御感想をお書きになっておられます。
こうした動きに符合するように、本年五月に中国が発表した中国の軍事戦略によりますと、陸重視、海軽視の伝統的思想を突破をして近代的な海上軍事力体系を建設をするとした上で、海軍戦略を近海防御型から近海防御及び遠海護衛型へ、また空軍戦略を国土防空型から攻防兼備型へ、それぞれシフトをしているとしております。
日本独りでは中国のこの増強する海軍戦略に対応することはできません。アメリカを中心に南シナ海の沿岸国を含めた広範なアジアの諸国と連携していくことが何よりも重要であります。 それから、潜水艦については是非申し上げたいことがございます。白石公述人がおっしゃったように、日本の潜水艦の能力はディーゼル機関のものとしては世界のトップレベルでありますが、これはいかんせん数が足りません。
全体としてのアメリカの海軍戦略、これが先ほど来申し上げているように日本の抑止力として働いているわけでございますから、これは、そのようなものが必要なくなるような戦略環境の変化が起こるまでは私は日本にいてしかるべきだと思っております。
これは、一つはアメリカの、詳しくは言いません、海軍戦略、ワトキンスの論文、ケリー海兵隊司令官の論文、明らかにこれは千島、樺太、サハリンの占領、原子力潜水艦に対する攻撃、同盟国海軍への依拠、こういうものを前提にしておる。それを実動演習で裏づけたのが八四年の十月のフリーテックス演習でしょう。これは教訓局長に前にも聞きました。
海軍は自国の海岸国境を防衛するだけでなく、洋上において敵の海上兵力を撃滅する能力を持っており、更に進んで他の大陸に在る目標に対し強力なる打撃を与え得る……」と発表しており、これらの所論により前記の敵海上交通路の破壊と海上兵力の撃破更に敵の工業中心地、軍事基地、港湾等に対する戦略攻撃というソ連海軍戦略思想の重点が明瞭にうかがわれるのである。
あるアメリカの軍事問題の専門家は、アメリカの海軍が巡航ミサイルのトマホークを配備することは、これはかって航空母艦に核を配備したのに匹敵するといいますか、それに次ぐ大変な変化だということを評していますけれども、日本の政府あるいは軍事当局として、日本にもしばしば寄港する第七艦隊を含む太平洋艦隊が巡航ミサイルを装備し始めるということ、これがこの極東における軍事情勢やあるいは日本の軍事的地位やアメリカの海軍戦略
特に、最近ソ連の海軍戦略というものがきわめてこわい状態になっております。たとえば空母、これはミサイル潜水艦もたくさんございますし、駆逐艦もマリゲート艦も近代的な装備を備えておる中へ、トロール漁船団というややこしいものがある。
それと、まあ現実の問題でございますが、SS20、あるいは私が先ほど申し上げましたソ連の海軍戦略の増強実態という前提に立って、私はソ連の脅威というものを非常におそれておるわけでございます。先生のお話の中で軍縮の傾向ということを進めていくということになった場合、相手があるから、やはりそれに見合った交渉をしなければならない。
海軍戦略についてはゴルシコフ元帥を引用しておりますけれども、いまの御指摘のとおりだと存じます。入っております。
○岡崎政府委員 御指摘いただきまして、ソ連の海軍戦略は伝統的にはということを申し上げましたけれども、もちろん核戦略というものが出現いたしましてから核戦略そのもの、ソ連のSSBNそのもの、つまり米本土に対する核戦略としての潜水艦の使用がございます。それからまたSSBNを外洋に進出させるための擁護作戦、それが含まれております。
それとアメリカ、母艦艦隊を中心にする海軍戦略を伝統的にうたっておる国。 さて、そこでアメリカのE2Bは、VAW114とかVAW115とか123とかいう早期警戒部隊に編成をされて、一個中隊四機、空母一隻に早期警戒機四機、そしてベトナム戦争などの実戦に参加をしておる。この事実はお認めになりますか。
日本という東北アジアの島国の海洋防衛というものと、アメリカという太平洋のずっと向こうにある大陸国の、太平洋、大西洋両洋に面している国の海上防衛、海軍戦略というのは違うはずなんです。どこに違いがあるというふうに防衛庁長官は思っているのか、この認識なんですよ。
これはアメリカの海軍の最高政策から申しまして、その配置あるいは移動について、これは各艦艇についての核兵器の存否については明らかにしないというのが、アメリカの海軍戦略上の重大な方針であるということからお受け取り願いたいと思います。
○佐多忠隆君 今の簡単なコミニュケからも、はっきりしておりますが、パーク作戦部長の極東戦略、特に海軍戦略を中心にして、あなた方はいろいろな論議をされておる。しかも、それは秘密だからその内容は言えないと言って逃げておられる。わが日本は、そういう戦力を持ち、海軍を持ち、そういう意味での軍事的な、作戦的な問題を論議をされないはずの国であると思うのです。